PGAツアー「ボブ・ホープ・クライスラー・クラシック」最終日
USPGA
「勝てなかった」03年シーズンを強化トレーニングで克服しようと試みたフィル・ミケルソン。
その成果もあり、シーズン初戦の最終日はカーク・トリプレットと並び、首位でスタート。
しかし7人もの選手が4打差という射程圏内にいた。
そのミケルソンと同じ最終組で周ったカーク・トリプレットはパットが不調。
11番パー5でパーパットが入らず、また12番13番でも短いパットを外すなど、優勝争いからは自滅した形で消えてしまった。
入れ替わりでミケルソンの対抗馬に浮上したのがスキップ・ケンダール。
11番でバーディを決め1打差に迫った。
前半を32で折り返したミケルソンは、11番パー5でグリーン手前からのチップショットをピン横30センチにつけバーディ、2打差に引き離す。
しかしパットミスが足を引っ張る。
14番パー5で短いパーセーブパットがカップに嫌われ痛いボギー。
一方のスキップ・ケンダールは15番パー3でグリーンエッジから長いバーディパットを決めてしまい首位タイに。
続く16番パー4でも2打目をピン横十数センチにつけタップイン・バーディ!首位をミケルソンが奪ってしまった。
一方のミケルソンは15番で大事なパーセーブパット。
これを沈めてなんとか希望をつないだ。
波に乗っていたケンダールだが、17番でティーショットをミス。
2打目がバンカー周囲の深いラフからというポジション。
これがピンを大きくオーバーし、結果ボギーでミケルソンと並び直した。
続いてミケルソンの17番。
これはバーディチャンスにつながる素晴らしいティーショットだったが、バーディを決められず、両者、首位タイのまま最終18番ヘ。
スキップ・ケンダールはグリーン周囲の深いラフにつかまったが、素晴らしいアプローチでピン横30センチ内につけ楽々のバーディ。
1打リードして先にホールアウトした。
プレッシャーをかけられたミケルソンも同じくグリーンサイドにラフからみごとなアプローチでタップイン・バーディ。
試合はプレイオフに持ち越された。
プレイオフ1ホール目、ミケルソンはほぼ同じ地点のラフから3打目。
これがあわやチップインという素晴らしいアプローチ。
バーディはほぼ確実とした。
一方のケンダールには長いバーディパットが残された。
パットはカップ右を通過で万事休す。
ミケルソンが1メートル弱のバーディパットをしっかりと決めてPGAツアー22勝目を飾った。