P.ミケルソンとC.ディマルコに迫る4選手
USPGAツアー
第68回マスターズで、フィル・ミケルソン(米)の野望を打ち砕きにかかるのは、それぞれ違った怖さを持つ4選手だ。
最も近い位置にいるのは、2打差3位の好位置でファジー・ゼラー(米)以来(79年)の初出場初優勝を狙うポール・ケイシー(英)。この日4アンダーでプレーした欧州ツアー3勝の26歳が、無欲のまま戦えれば大金星も夢ではない。
メジャー3勝(94、97年全米オープン、02年全英オープン)のアーニー・エルス(南ア)も3打差に控えている。この日は前半で2つスコアを伸ばしたが、バックナインで失速。それでも「明日の前半も、今日の前半のようなプレーができれば…。サンデーバックナインは、もう何が起こるかわからないからね」とチャージを示唆。深い自信をのぞかせている。
同じく3打差の大会2勝(85、93年)、46歳のベテラン、ベルンハルト・ランガー(独)も怖い存在だ。この秋に行われるライダー・カップでは欧州チームの主将に決定しているが、まだまだ第一線で戦えることをアピール。武器となるロングパターを駆使した確実なパッティングが生かせれば、3度目のグリーンジャケット獲得も十分考えられる。
また、米ツアーで韓国人初優勝を果たしているチェ・キョンジュも同じくこの位置におり、予選落ちした日本勢に先駆けて、アジア人初のグリーンジャケットを狙っている。