E.エルス、娘との約束を果たせず

USPGAツアー


 今年のマスターズ、悲劇のヒーローはアーニー・エルス(南ア)だ。最終日にイーグル2発で大まくりして、一時は優勝に最も近い位置にいたが、最後の最後でフィル・ミケルソン(米)に勝利をさらわれてしまった。

「やるべきことはやった。勝ちたかったけど」とポツリ、ポツリと言葉を搾り出す。最も辛かったのは、長女のサマンサちゃんとの約束を破ってしまったこと。

「先週、これ(マスターズ)に勝つよ、って約束しちゃったんだ。ちょっと怒るだろうなぁ」と苦笑するエルス。もうすぐ5歳の誕生日を迎えるサマンサちゃんが、英国ロンドンの小学校に入学するときは試合を休んだほどのエルスだけに、幼い娘にふくれられて困惑する表情が目に浮かぶ。

 すでに全米オープンと全英オープンの両タイトルを手にしているエルスにとって、マスターズは「幼い頃、父と夜中に観ていた」特別な大会。それだけにグリーンジャケットを着た自分の姿を思い描いてミケルソンのホールアウトを待ったが、結果は惜敗。

 悔しさと共にコースを去ったが、そこは“ビッグ・イージー”。「何日も考え込む人じゃないから大丈夫。何時間かしたら元気になるわ」という夫人の言葉通り、次の目標に向かって突き進むに違いない。

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