PGAツアー「ワールドコム・クラシック」を振り返る

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最終日に優勝争いを繰り広げたのは、ビリー・メイフェアとホセ・コセレス。
11アンダーで並んだ両者の勝負は、サドンデス・プレーオフにもつれ込んだ。
プレイオフの2ホールを互いにパーとして、共にバーディーを奪えず、とうとう日没サスペンディッド。
勝負は月曜日、5日目に持ち越しとなった。

3ホール目はパー4の18番。
ビリー・メイフェアーは2打目がショート、3打目でカップからパー圏内に寄せる。
一方のホセ・コセレスはバーディチャンス。しかし長い戦いがそう簡単に終わるわけがない。
10メートルバーディパットはわずかにショート。
おかげで、わずかな希望の光を得たメイフェアーだったが、パーセーブできず、結果ボギー。
こうなればホセ・コセレスが1メートルに満たないパーパットを楽々決めて優勝!といった筋書きが見えたかに思えた。
しかし、まだまだ勝利の女神がどちらを勝たせるのか悩んでいる様子。
コセレスの短いパーパットはカップの縁をくるりと回り外れてしまった。
このプレイオフ3ホール目は両者ボギーとし、4ホール目へ突入した。

プレイオフ4ホール目はパー3の17番、メイフェアーはみごとピンから5メートルの地点にグリーンオン。コセレスはなんとグリーン左奥のバンカー。
コセレスが生き残りをかけて放ったバンカーショットはグリーンのフリンジで止まり、メイフェアーに大きなチャンスを与えてしまった。
そしてメイフェアー、優勝のかかる10メートルのバーディパット。
しかしカップインならず、パー。一方のコセレスには5メートルのパーパットが残っていた。
しかしコセレスはプレッシャーのかかるこのパーパットを沈め、同じくパー。
一旦は消えかけた望みを次のホールにつないだ。

そしてプレイオフ5ホール目、再び18番。
2人とも1打目をフェアウェイキープ。メイフェアー、197ヤードからの2打目はグリーンを捉えることが出来ずグリーン右奥のラフに。
一方、コセレスの195ヤードからの2打目は17番同様左に曲がり、グリーン脇の茂みに墜落。
なんとかボールを見つけたものの、ひどいライの中から打つはめに。
しかし勝負は終わるまでわからない。
このひどいライからのリカバリーショットは、なんとピンのわずか1メートル半に。
一方、ラフからの2打目をカップから数メートルに付けていたメイフェアーはパーパットを外す始末。
そして1メートル半のパーパット、優勝パットを残したコセレス。
この日最初の18番では短いパットがカップアウトしてしまったが、今回は見事にカップイン!長い長い戦いを制して、2001年PGAツアー「ワールドコム・クラシック」の優勝を決めたのはホセ・コセレスとなった。

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