E.エルスの戦いは息子と二人三脚

USPGAツアー


 新スイングで世界一の座を狙うアーニー・エルス(南ア)の戦いが続いている。

 前週のメジャー初戦、第72回 マスターズで予選落ちという不本意な結果に終わった。同じ南アの後輩、トレバー・イメルマンに先にグリーンジャケットを着られたが、これに落ち込まないのがエルスの良いところ。最近になってコーチをデビッド・レッドベター氏からブッチ・ハーモン氏へ代えてスイング改造中とあって、実戦で自分のものにしようと前向きだ。

 次なる戦いの舞台は、現地時間17日開幕の米ツアー、ベライゾン・ヘリテイジ(サウスカロライナ州ヒルトンヘッド、ハーバータウンGL)。実は今大会はエルスにとって、ゴルフだけでなく大切な意味を持っている。エルスは先頃、息子のベン君(5歳)の自閉症について告白した。4月は世間に自閉症について知ってもらう月間とあって、大会中も力を注いでいる。

 米国だけでなく世界中に多い自閉症の子供たちと、育てる両親を励まし、力になろうとするエルスの活動は、仲間達の共感を呼んでいる。プロアスリートの活動は本業のスポーツだけでなく、こういった部分でも大きな意味を持っている。そのことを改めて周囲にアピールしながら、エルスは結果も求めている。

 また、過去大会4勝のデービス・ラブIII(米)は、マスターズに出られなかった悔しさを得意コースにぶつける。さらに、優勝を目指すジム・フューリック(米)、アーロン・バデリー(豪)、今田竜二らも参戦。メジャー終了直後のヒーローの座を狙っている。

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