「デビッド・トムス」を紐解く
全米プロ
■デビッド・トムス
「うわぁ~という気分だ。自分が一番驚いているよ。自分にこんなに素晴らしいことが起きるなんて信じられない。でも自分の力を誇りに思うよ。」
この誇りの後ろ盾は、大きな挫折からの復活だった。
実はデイビッド・トムスはPGAツアーに参戦して3年目の1994年、賞金ランキングが164位の落ち込み、一度PGAシード権を失っていた。
■デビッド・トムス
「あの頃、妻と全米中を走り回ってとにかく優勝しなければ、と各地で参戦したんだ。」
1995年にトムスはBUY.COMツアーの参戦試合中3分の2で予選通過、2勝を上げ、上位10入賞が10回と、最終的は賞金ランキング3位に食い込んだ。
目的通りPGAツアーに舞い戻った。
2度目のPGAでのチャンスにトムスは攻め進んだ。
97年に多くが「全英オープン」でもぬけの殻状態だったときにPGAツアーの「ジョン・ディア・クラシック」で初優勝を果たした。
99年、メジャーではことごとく予選落ちをしたが、「ザ・インターナショナル」で初日から首位を守りぬいての優勝を果たした。その6週間後のもう1勝をキャリアにプラスし、99年を賞金ランキング10位という輝かしい成績で締めくくった。
そして2000年は4大メジャーですべて予選通過、「全英オープン」にいたっては4位タイの成績を残した。
そして今年の5月「コンパック・クラシック」でついにフィル・ミケルソンを下し、その名を全米に轟かせた。
それからわずか3ヶ月でトムスは希少なメジャー・チャンピオンというリストにその名を刻んだ。現在、世界ランキングは8位。
この2年間のPGAツアー優勝成績もタイガーの18勝、ミケルソンの6勝に次ぐ5勝でトップ3に輝いた。