J.ニクラウスのプレーはもう見られない!?

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 帝王ジャック・ニクラウス(米)のプレーを実際に見る残り少ないチャンスにたくさんのギャラリーが集結した。

 フロリダ州で行われたデルレイ・デューンズ-ベセドサ・ホスピタル・プロアマというイベントでのこと。「思うようなプレーができなくなった」と米チャンピオンズツアーからも身を引き、スキンズゲームやファーザー&サンの大会くらいしかプレーしなくなって久しいニクラウスもすでに69歳。ツアー仲間のボブ・マーフィ(米)がホストを務め40回目で最後となったイベントの誘いには快く応じた。

 ニクラウスが練習場で球を打っている頃、トム・ワトソン(米)やリー・トレビノ(米)はすでにスタートし、マーク・オメーラ(米)は練習グリーンに。しかし、ギャラリーはウォーミングアップ中の帝王の後ろを取り囲み、背伸びしながらその姿を見守った。

「ただ年を取った男がゴルフ場を歩き、“75”? いや、それ以上叩くのをどうして見たいのかわからない」と帝王本人は苦笑。ファンにしてみれば、メジャー18勝の男がクラブを握る姿を目の当たりにするのが最後になるかもしれないと思えば、無理もない話に違いない。

「もうゴルフはたくさんしたよ。もう69歳なんだ。今日のようなゴルフを楽しんでいたけれど、もうそれもやめるときだろうな」。そうつぶやいてコースを去ったニクラウス。いつ見納めになってもおかしくないその姿を、誰もが寂しそうにいつまでも見つめていた。

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