第84回「全米プロ選手権」2日目<午前組み>

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現地時間16日金曜日の「ヘーゼルティーン・ナショナルGC」。ラウンド1の残りホールを全員が消化した時点でジム・フューリックとフレッド・ファンクの4アンダーでの首位タイという順位に入れ替わりは生じなかったが、木曜日の夕方の天候に比べて、現地の金曜の朝は快晴。風もすくなく絶好のコンディションだった。しかし午後からの天気予報は「荒れ模様」と出ていた。となれば午前スタート組には大きなアドバンテージ。そしてそのアドバンテージを最も生かしたのがマーク・カルカベッキアだった。
ラウンド2の6ホール目、15番パー5でなんとグリーンエッジからチップイン・イーグルを決めたカルカベッキアは一気に5アンダー、単独首位に躍り出る。ジャスティン・レナードも躍進。パットの名手として知られるレナードは序盤からバーディラッシュ。このラウンドだけで6アンダーと猛攻撃。さらに2週間前のPGAツアー優勝者、リッチ・ビームも大健闘。4番パー3でティーショットをピン横1メートル内につける好調ぶり。また12番ではティーショットミスからグリーンにショートしたトラブルを、大きなグリーンをほぼ横断するロングパットを楽々沈める技でバーディに変えてしまう強さ。さらにビームは最終18番ではフェアウェイを大きく外し、林にグリーンへのアプローチを阻まれながらも果敢にパンチアウト。それがみごとピンに寄り、(66)通算6アンダーでホールアウト。さらに絶好調のマーク・カルカベッキアは16番でもバーディを奪い、18番でも3メートル弱のバーディパットを決めてなんと前半を(31)で折り返した。 ラウンド1の途中からパットで苦しみだし、またもやメジャーの「悪魔」に祟られはじめたフィル・ミケルソンはラウンド2でも苦戦。2オーバーで迎えた最終ホールで1メートル弱のパットをカップ左に外す痛恨のダブルボギー。通算4オーバーとカットラインにひっかかりそうな微妙な立場となってしまう。やはりミケルソンには「メジャー」は遠い存在なのか?
一方、メジャー・チャンピオンのレティーフ・グーセンは着々と確実なプレー。最終ホールでもグリーンエッジからのチップイン・バーディを披露するなど、ラウンド1&2を両方(69)の安定したスコアでまとめている。
そして午前組み最も好調な男、カルカベッキアはパー3であわやホールインワンのスーパーショット。最終9番でボギーを叩いてしまったため、6アンダーの首位タイでホールアウトした。

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