「ベルサウス・クラシック」最終日
USPGA
最近好調のジェイ・ハースやフレッド・カプルスなど、ベテラン勢の活躍が目立つ03年シーズン。
「ベルサウス・クラシック」の最終日をトップツーの位置で迎えたのもベテランのリー・ジャンセンとボブ・トウェイだった。
ジャンセンが最後の優勝したのは98年の「全米オープン」。
トウェイの優勝は95年の「MCIクラシック」と久々のチャンス。
ジャンセンはトウェイに2打差をつけて首位。
ジャンセンは過去5度首位で最終日を迎え、3回は逃げ切り優勝。
一方のトウェイは6度の逆転優勝を達成している。
首位のリー・ジャンセンは最初の7ホールで4つのボギーと厳しいスタート。
9番でグリーンエッジからバーディを狙い巻き返しのきっかけをつくりたかったが、これも入らず。
優勝戦線を離脱。
一方のトウェイは6番からの3連続バーディで前半33で折り返し、2位以下に4打差をつけて首位独走態勢に持ち込む。
しかしそのトウェイの独走を昨年PGAツアー下部組織のBUY.COMツアーからPGA入りに這い上がってきたベン・クレインが阻みに動いた。
8番までに3バーディ、首位に5打差と攻め始める。
9番ではグリーンサイドの深いラフにつかまり、フロップショットがショートしてボギーとしてしまったが、バックナインでクレインの追い上げにチャージがかかる。
10番11番で長いバーディパットをスイスイ入れるクレイン。
その一方でトウェイにトラブル。
11番パー3でグリーン奥のバンカーにつかまったトウェイはバンカーアウトでミス。
カップを大きく通過しボギーとしてしまう。
クレインは比較的バーディが狙いやすい13番パー4でイーグルこそならなかったが、短いバーディパットを確実に沈めついに1打差に迫った。
トウェイはそのバーディを取らなければならないサービスホールの13番で2打目のアプローチを大きくオーバー。
パーセーブはもちろんしたが、クレインのチャージに対して、ここでバーディを取れなかったのは痛い。
クレインはその後も波に乗り、15番もバーディでついにトウェイに並ぶと、16番では7メートル弱の下りのバーディパットを連続で決めて、一気に首位を奪った。
一方のトウェイにはアンラッキー続き。
13番では外してしまったバーディパットの返しになる1メートル内のパーパットが入らない始末。
クレインは最終18番、ドライバーをTPCアット・シュガーローフの名物打ち下ろしホールでなんと坂の下まで飛ばすスーパードライブ!残り195ヤードとした2打目を7番アイアンで見事グリーンにイーグル狙いのポジションで乗せる。
締めくくりも、7メートル近くのイーグルパットをしっかりと沈め、クラブを投げ飛ばして大喜び。
結果、トウェイに4打差、最終日を63(バックナイン29=1イーグル・5バーディ)のコースレコード・タイ記録まわりPGAツアー初優勝を飾った。