目澤秀憲氏、ビル・プライス氏らがテーラーメイドのパターを語る

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 29日、テーラーメイド銀座にてトークセッションが行われ、目澤秀憲氏、ビル・プライス氏、橋本真和氏らが登壇した。

 この日のメイントピックは「パター」。契約プロの永峰咲希がトラスパターを使って2020年の日本女子プロを制してから、プロでは稲見萌寧、高橋彩華、堀琴音や渡邉彩香らが使い、一般ゴルファーの間でも人気に火がついた。

 ツアープロコーチの目澤氏は「(永峰は)最初は狙いが合わず左を向いていたが、トラスパターにドットをつけることでアライメントがしやすくなり、そこからスタッツが良くなり、メジャーで勝つことができた」。三角形ホーゼルはミスヒット時のフェースのねじれを抑える効果があり、打ち負けにくくなるため女子プロに人気のようだ。

 また、2週前の富士通レディースでは、優勝した古江彩佳が「スパイダーX チョークホワイト シングルベンド」、2位の岩井明愛が「スパイダーX カッパーホワイト スモールスラント」、3位の契約プロの新垣比菜が「TPコレクション ハイドロブラスト トラスヒール」を使用していた。

 スパイダーXやハイドロブラストに搭載されている機能の一つに「PURE ROLL(ピュアロール)」がある。これはアイオノマーとアルミニウムから作られたインサート(フェース部分)なのだが、順回転を生む上では非常に重要なパーツで「トップスピンが綺麗にかかる」とパッティングプロコーチの橋本氏。

 パター&ウェッジ担当のプライス氏は「キレイな順回転が良いパットをする上では大切。ボールは転がっていけばいずれは順回転になるが、いかに打った瞬間から順回転になるかが重要。トップ選手はストロークでトップスピンをかけられるが、アマチュアはそうもいかず、4回に1回(25%)は順回転にならずパックスピンが入ったりする。トップ選手は10%以下や、全盛期のジェイソン・デイは5%以下だった。ただ、ピュアロールはインサートの溝を横からではなく、ななめ45度から入れていることもあり、インパクト直後から順回転になりやすいので、アマチュアにもやさしく、ミスが減ると思う」。

 また、プライス氏はローリー・マキロイ(北アイルランド)がスパイダーシリーズを使い始めた理由も教えてくれた。ずっとブレードパターを好んでいたが「ローリーは左へのミスが多い。その左へのミスを防ぐために、ここ数年はスパイダーを使っている。練習ではいまだにブレードパターを使っているよ」。

 先週のザ・CJカップでツアー通算23勝目を飾って世界ランク1位に返り咲いたマキロイを支えていたのは「スパイダーX ハイドロブラスト」。PGAツアーのみならず、これからはテーラーメイドのパターが席巻するのか、注目したい。

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