無名選手優勝に周囲の反応は?

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トーマス・ビヨーンがダブルボギーを叩いた辺りから、ロイヤルセントジョージスGCのプレスセンターでは記者たちが走り回っていた。というのも、皆ベン・カーチスが何者なのかまったく知らなかったからである。各国の記者たちがこの無名のシンデレラボーイ誕生に度肝をぬかれたという。
ゲイリー・バンシクル(スポーツ・イラストレーテッド誌記者)「まるでジョン・デイリーがメジャー優勝を果たしたときみたいだね。デイリーほどワイルドでカリスマ性があるようなキャラがたってないけど、でも無名の選手がメジャーを勝つなんてデイリー以来の大事件だ。プレスセンターでほかの記者たちと、ベン本人は『全英に勝ったら来週のグレイターハードフォードは予選から出なくてもいいのかな?』って思ってるぞと冗談をいって冷やかしていたんだ。まさか勝つとはね。」
ジェフ・バビニュー(ゴルフウィーク誌記者)「バックナインに入ってベンのエンジンからオイル漏れが始まってはいたけど、なんとか凌いだね。その間に他の選手達が自滅してくれた感じだな。」
アリステア・テイト(ゴルフウィーク誌・欧州特派員)「ショックだったよ。本当にみんな彼が何者だかわからなくて、プレスセンターは騒然としてた。みんな資料がなくてかき集めていたよ。」
リック・ライリー(スポーツ・イラストレーテッド誌記者「彼の人生で最良の日なのは間違いないね。すでにナイキの連中がベンの周りをうろついてたよ(笑)。プレイオブでに新しいロゴ入りのシャツとキャップを着て出てくるんじゃないかと思ったくらいだ。」 アンディ・サットン(ベン・カーチスのキャディ)「ベンは参加できているだけで喜んでたよ。金曜日に決勝に進めないと帰ることになるからと、お土産のティーシャツを買ったりして、全英に来られたことを単純に楽しんでいたよ。でもプレー中はとても冷静で何にも動じない。ここのバックナインを冷静にプレーしていたよ。」 アンドリュー・ブルックス(ロイヤルセントジョージスGCヘッドプロ)「ベンは木曜日に誰よりも早く到着してました。イギリスの選手たちは数週間前に何人か下見に来ていたけど、トーナメントのセットアップにはなってませんでしたからね。先週の木曜日はまだ他の選手もいなくて我々も時間があったのでじっくりベンの下見に付き合えました。あの日はここ特有の南西の風が吹いていたんです。試合の頃は南西の風になるだろうとベンに忠告してました。他の選手たちが到着した頃から風は南東に変わり、南西からの風を体験しないまま、ほとんどの選手が試合初日に突入した。その初日から風は南西に変わったんですよ。ベンだけが、風の恐さを我々から聞いていたんです。」 ビジェイ・シン「実は昨晩、妻にウェスタン・オープンでベンとプレーしたけど素晴らしいショートゲームとパッティングを持っているんだと、話していたんだ。」 タイガー・ウッズ「素晴らしいね。ベンは最高のプレーをしたと思うよ。5アンダーまでいったんだからね。バックナインでミスはしていたようだけど、他の選手も苦戦していた。彼はメジャーを勝つのに必要なことをちゃんとやってのけたんだ。」

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