「全英オープン」最終結果
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世界ランキング396位のベン・カーチスが出だし1番でバーディを奪い快調な出だし。一方3日目までの首位、デイビス・ラブ3世界はボギーが先行。最終組からひとつ前、タイガーと回ったビジェイ・シンは2番のバーディでイーブンパー、首位に並ぶ。カーチスは4番パー5でイーグルパットは外すがタップインバーディでまた一歩抜け出す。最終組のトーマス・ビヨーンも快調。3番パー3でバーディを奪い続く4番もバーディとしてチャージをかける。タイガーはイーブンパーに戻した後の5番パー4で長いバーディパットを決めてガッツポーズが出る。ビジェイも同じ5番でバーディを奪い、ビッグネームたちが期待通りにスコアを伸ばしてきた。
ビジェイ・シンやトーマス・ビヨーン、そしてタイガーが首位攻防戦を繰り広げる中、ベン・カーチスは7番で確実なバーディチャンスにつけ、2アンダー。9番でもフェアウェイ右のラフからの2打目を風に負けない低い弾道のパンチショットでピン手前30センチ。3アンダーに伸ばす。バックナインに入っても10番で6メートルのバーディパット、11番パー3では250ヤードを5番アイアンでピン横2メートル弱につけてなんとこの日6バーディ目。世界の超一流相手に動じることなく、着々とスコアを伸ばした。
しかしロイヤルセントジョージスGCのバックナインはこの4日間タイガーを始め多くの選手を苦しめ続けたタフなホールが続く。カーチスも12番でのボギーに続き14番でも4メートル弱のパーセーブが入らず3アンダーに後退。続く15番パー4でも残り170ヤードからの2打目を左の深いラフへいれてボギー。ビジェイ・シンも10番のボギーのあと、13番パー4でもティーショットをフェアウェイバンカーに入れてしまい、痛いボギーとバックナインは多くが苦戦。その中でスコアを伸ばしたのがデイビス・ラブ3世。12番で7メートルのバーディパットを流し込み、さらに13番でも9番アイアンで打った2打目をピン奥2メートルにつけてバーディ。イーブンパーにまで戻した。またタイガーも14番でバーディを奪い1アンダー。メジャーの最終日らしい顔ぶれがスコアをどんどんと伸ばしてきた。
その中で大きく抜け出したのがトーマス・ビヨーン。14番パー5で残り105ヤードをピン横1メートル弱につけ、4アンダー。後続に2打差をつけ、このまま逃げ切りかと思わせた。一方のベン・カーチスは17番、グリーン手前の花道からパターで打つが大きくオーバーしボギー。1アンダーと後退してしまう。タイガーも15番で3メートル半のパーセーブが入らずイーブンパーに後退。ビジェイ・シンも16番パー3で放った6番アイアンのティーショットがグリーンサイドバンカーにつかまりボギー。
上位陣の多くが伸び悩む中、圧倒的なリードを保っていたビヨーンの優勝がほぼ確実かと思い始めたとき、事件がおきた。15番のボギーで3アンダーに後退していたビヨーン。16番でティーショットをグリーンサイドバンカーに入れてしまったビヨーン。なんとそのバンカーアウトに一度ならずも2度も失敗。なんとダブルボギーで一気に1アンダーにまで後退してしまう。
ベン・カーチスは、ビヨーンにこんな悲劇が起きていると知らないまま18番で3メートル半のパーセーブし、1アンダーでィニッシュ。さらにビヨーンは17番でも2メートルのパーセーブを外してしまい、3ホールで4打失う大どんでん返し。イーブンに並んだビジェイもプレイオフをかけて18番でグリーンサイドバンカーからのチップインを目指すが入らず、またビヨーンも最後の望みをかけてグリーン手前からのチップインを試みるがこれも入らず。その時点でベン・カーチスがメジャー初出場でなんと「ジ・オープン」のチャンピオンに輝いてしまった!
◇最終結果は「PAR72PLUS」ツアー速報から、全選手の最終結果掲載!