メジャー最終戦「全米プロ選手権」プレビュー
USPGA
今季最終メジャー、第85回「全米プロ選手権」がニューヨーク州郊外ロチェスター、オークヒルCCでついに開幕する。1958年に始まった当時から40年間はマッチプレー方式で行われていた。12名の過去チャンピオンたちを含む、世界ランキング上位100名中の97人が参戦。ディフェンディング・チャンピオンはリッチ・ビーム。前週の「ジ・インターナショナル」に次いで連週のさらに初メジャー制覇ということもあって、いきなり無名選手がスターダムに登りつめた大会だった。
■リッチ・ビーム
「昨年の優勝以来人生が変わったね。みんなが急に自分の事を知っているし、またメジャー・チャンピオンとしての義務も増える。マスコミだけでなく、他に対してもいろいろ貢献しなければならいしね。良い日もあるんだけど、時にはほっておいてもらいたいと思うときがあるよ。誰も見ていないところで練習したいと思うこともある。でもファンは素晴らしいし、注目されている喜びは本当にありがたいよ。」
メジャーらしい熱気が会場に広がったのはやはりタイガーの存在。メジャーでは恒例となっている、友人マーク・オメーラと練習ラウンドを早朝6時半にスタートしたタイガーにギャラリーたちがすでに群がっていた。
またパドレグ・ハリントンも練習ラウンドを行ったが問題は試合終了までハリントンがアメリカにいられるかだ。というのも奥様の出産予定日が今週だからだ。しかし医師の出産は遅れるとの診断を受け、今週の参戦を決めたハリントン。
■パドレグ・ハリントン
「こればかりは分からないからね。でも呼ばれたら飛んで帰るよ。携帯電話を持ってきているんだ。メジャーも大事だけど、人生において我が子の出産の方が大事だからね。」
◇ラッドブルック社のオッズ
タイガー・ウッズ:3-1、アーニー・エルス:9-1、デイビス・ラブ3世:12-1、ジム・フューリック:16-1、マイク・ウィアー:20-1、フィル・ミケルソン25-1、ベン・カーチス:100-1、リッチ・ビーム:150-1