D.デュバル、マスターズ出場断念
USPGAツアー
腰痛とスランプで5か月間ツアーを離れているデビッド・デュバル(米)が、マスターズ欠場を表明した。
過去6年の間で、唯一タイガー・ウッズ(米)から世界ランクNo.1の座を奪ったことのあるデュバルは、2001年全英オープンに優勝した後、スイング改造と故障、そしてフィアンセとの破局というひどいダメージを受けて、ボロボロの状態が続いていた。
だが昨年8月、コロラド州デンバー郊外で行われたジ・インターナショナルに出場した時に出会ったスージー・パーシチッテさんと恋に落ち、今年の3月6日に結婚し、精神的に立ち直っていた。
そのため、結婚式直後のフロリダシリーズからツアーに戻ってくることを一度は表明していたが、やはりゴルフのスランプからはまだ立ち直れておらず、これまで住んでいた地元のザ・プレーヤーズ選手権か、マスターズでの復帰が予想されていたが「調整不足と新しい家族との時間を過ごしたい」という理由でいずれも回避した。
98年はマーク・オメーラ(米)に次ぐ2位。2000年には優勝したビジェイ・シン(フィジー)をバックナインで激しく追い上げ、翌年には、メジャー4連勝がかかったタイガーを、あと一歩のところまで追い詰めたデュバルだけに欠場は断腸の思い。「オーガスタにはいい記憶がいっぱいあるだけに本当に残念だ」と言いながら、それでもようやく手に入れた幸福を大切にしたい気持ちと、調整不足への不安が背中を押したようだ。
結婚と同時に13歳を頭に10歳、7歳の3人の子供の父親にもなり「素晴らしい妻に恵まれた上に、子供たちときたら信じられないくらい」と幸せいっぱいに話すデュバルには、かつてのカゲはもはやなく、ゴルフに明け暮れた日々に一息つく時間を過ごして、必ずツアーに戻ってきてくれるはずだ。