A.パーマー、最後のマスターズ出場へ

USPGAツアー


 アーノルド・パーマー(米)の50回目にして最後のマスターズが迫ってきた。

 前年の全米アマ王者として1955年に初めて出場して以来、優勝した4回だけでなくパーマーは常にオーガスタのカリスマだった。そして現在、バリバリのトッププロとして活躍する選手たちが、そのすごさを証言している。

 新帝王と呼ばれたトム・ワトソン(米)は「彼(パーマー)は私のヒーローだった。だからジャック(ニクラウス)は悪役。パーマーの最後のマスターズを見るのは、本当に特別なこと。たくさんの人にとってそうだと思うよ」としみじみ口にする。

 ワトソンでさえこうなのだから、他は推して知るべし。全米プロ王者でベテランのジェフ・スルーマン(米)は「まだ5歳か6歳の時、朝5時に起きて新聞配達を待っていたのを覚えてるよ。マスターズでアーニー(パーマー)がどうなったか見たくてね…。新聞を見るなり台所に駆け込んで『アーニーが68を出した!』って叫んだっけ」と、パーマーが4度目のグリーンジャケットを手にした時を振り返っている。

 2年前に、生涯出場権を持つ選手が、顔だけ出してすぐに棄権する傾向に業を煮やしたオーガスタナショナルGCが、対象となる選手に出場辞退を勧告する手紙を出した時、パーマーは「私は手紙をもらいたくない」と、一度はオーガスタに別れを告げた。その後、パーマーとニクラウスがオーガスタナショナルGCチェアマンのフーティ・ジョンソン氏を説得し以前の制度に戻したが、今回は自ら最後と決めての出場だけに、本当にこれで見納めとなる。

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