タイガー、4つ目のグリーンジャケットに照準

USPGAツアー


 世界中から集まったトッププロたちの技を一目見ようと集まったパトロンの、口笛交じりの大歓声はやまなかった。

 現地時間8日開幕のメジャー第1戦、マスターズ(ジョージア州オーガスタ、オーガスタナショナルGC)直前のお楽しみ、パー3コンテストでタイガー・ウッズ(米)がホールインワンを見せてくれたからだ。

 練習ラウンドをすべて終え、お祭り気分いっぱいのパー3コースにやってきたタイガーは、リラックスしてプレーしていたが9番でティーショットをカップに放り込むエースを披露。その瞬間、身体をのけぞらして万歳し喜びを爆発させた。

 50回目にして、これが最後の出場となる“キング”アーノルド・パーマー(米)と親友マーク・オメーラ(米)に祝福されたタイガーにとって、今大会は正念場。スイングに悩み、一昨年末に手術した左ヒザが原因と思われる足の痛みに襲われながらプレーする日々は想像以上に苦しく、メジャータイトルからは、2002年全米オープン以来見放されている。

 今季もWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権でこそ優勝したものの、ショットが安定せず、ここ2試合はボロボロの状態。「世界中のみんなが、テレビで僕のショットをひとつ見ただけで批評したがるんだよ。他の選手がちょっと(調子が)悪かったり、予選落ちしたりしても大した反応じゃないのにね」とこぼしたが、それも王者の宿命。誰をも納得させるには、ここで4度目のグリーンジャケットを手に入れるしかないのは、本人が一番よくわかっている。

「バランスが大事。ゴルフは生活のためにやっているんだ。僕はゴルフが好きだし、競い合うのも好き。でも、僕はそれだけじゃない」と話したが、どうしても勝ちたい気持ちは隠せない。それは、パー3コンテストでのいつも以上にエキサイトしたパフォーマンスを見れば明白だ。

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