E.エルス、追撃なるか? 伏兵T.パーディー奪首

USPGAツアー


 昨年までネイションワイドツアーでプレーしていた無名のテッド・パーディー(米)が、一躍トップに躍り出た。

 米男子ツアーのMCIヘリテイジ(サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランド、ハーバータウンGL)は現地時間の17日、第3ラウンドの競技を終了。前日単独3位につけたパーディが7バーディ、1ボギーの完璧なゴルフで自己ベストタイの6アンダー65をマーク。通算12アンダーとして単独首位を陥れた。

 芝目のきついグリーンを読み切り、各選手が苦労したパットをいとも簡単にねじ込んでスコアを伸ばしたバーディーは、「あと1日あるけれど、PGAツアーで優勝することが常に自分の目標だったから、がんばりたい」とやさしいハイトーンボイスで語り、笑顔を見せた。しかも自らのプレーよりもまず「キャディーの精神状態が良かったので、自分も穏やかに、そして冷静なプレーができた」と、他人を褒める余裕を見せる。

 アリゾナ大学在学中はオールアメリカンにも選ばれるなど、将来を嘱望される存在だったパーディー。その証拠に96年のピン・アリゾナ・インターカレッジ選手権では、当時スタンフォード大のスター選手だったタイガー・ウッズ(米)に、6打差をつけ優勝したこともある。しかし98年にプロ転向してからは、鳴かず飛ばずで、昨年ネイションワイドツアーの賞金ランク15位に入って今季PGAツアーに昇格した苦労人だ。地味だが堅実なプレーが売りのパーディーが、最終日は自らの夢に挑戦する。

 パーディーに4打差の2位には今季すでに1勝を挙げているヒース・スローカム(米)が続き、通算6アンダーの5位タイに前週の雪辱を期すアーニー・エルス(南ア)の他、ジェイ・ハース(米)、フレッド・ファンク(米)のベテランに加え、ツアー最年少の新人ケビン・ナ(韓)がつけ、パーディーの背中を追いかける。なお、連覇を狙うデービス・ラブIII(米)は、通算2アンダーの26位タイにとどまっている。

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