崖っぷちに立たされたタイガーが激白!
USPGAツアー
揺るぎなかったタイガー・ウッズ(米)の世界ランク1位の座が、おびやかされつつある。
今季はWGC-アクセンチュア・マッチプレーの1勝しかできておらず、メジャータイトルからも2年間見放されているタイガーは、247週連続で世界ランク1位に君臨しているが、現地時間13日開幕のEDSバイロン・ネルソン選手権(テキサス州アービン、TPCフォーシーズンズ・リゾート・ラスコリナス&コットンウッドバレーC)を前に、同ランク2位のビジェイ・シン(フィジー)に2.58ポイント差に迫られている。
タイガーの過去2年間の1試合平均獲得ポイントは13.27で、シンは10.69。最近になって2週連続優勝を果たすなど、シンの勢いがこのまま続けば、タイガーを抜くのも時間の問題となってくる。
さらに、シンだけの話ではない。アーニー・エルス(南ア)、フィル・ミケルソン(米)、マイク・ウィアー(カナダ)らの足音もひたひたと聞こえ始めており、スイングの微妙なズレに悩むタイガーに、余裕はなさそうだ。
これについてタイガーは「永遠にNo.1ではいられない。誰かが僕に追いついたり、自分が同じレベルでプレーできなくなったり、老いたりしてね。そんな機会はある」と客観的に分析して見せたが、不安な本音ものぞかせている。
「ここのところ以前のように大きな大会で優勝できていないのも事実。実際、前のように勝ちたい試合を取れていないことが、悩みの種なんだ。毎回良いプレーさえすれば、ランキングはついてくるのに… プレーの質の問題」と、暗雲を一気に吹き飛ばす好プレーにすべてを賭けているようだ。勢揃いしたライバルたちの前で、優勝した97年のようなプレーができれば、明るい未来が開けるはずだ。
一昨年優勝の丸山茂樹、初優勝を狙う田中秀道の日本勢も、これらの戦いに遅れまいと気合いを入れなおしている。