S.スタインハウアー5年ぶりV! 粘闘東尾13位タイ

USLPGAツアー


 米女子ツアールーキーの東尾理子が、13位タイと自己ベストを更新した。

 サイベース・クラシック最終日(現地時間23日、ニューヨーク州ニューロッシェル、ウィカギルCC)4バーディ、3ボギーの1アンダー70でプレーした東尾は、通算2アンダーでフィニッシュ。優勝したシェリー・スタインハウアー(米)とは11打差ながら13位タイと健闘し、先週のフランクリン・アメリカ・モートゲージ選手権の29位を大きく上回る自己ベストの成績を収め、今後の活躍に大きな望みをつないだ。

 一方優勝争いは、5年ぶりの栄冠に向かうスタインハウアーと、初優勝を狙うベッキー・モーガン(ウェールズ)、グレース朴(韓)の3人の激戦となった。

 フロントナインを終えて、スタインハウアーとモーガンが通算10アンダーで並び、朴が1打差で追う息詰まる展開。だが、ここまでスコアカードどおりの忍耐強いプレーを見せていたスタインハウアーが、10番のバーディで波に乗る。14、15番でも連続バーディで、3打差の単独首位に躍り出た。16番ではひとつスコアを落としたが、勝負どころの17番でパーセーブして、そのまま逃げ切った。

 99年全英女子オープン以来、5年ぶりとなるツアー6勝目。ベストフィニッシュが17位という「惨めな1年」だった昨年が終わったときには引退すら考えたが、プレーを続けることを決断し、どん底から這い上がっての勝利に興奮が収まらない。勝利が決まった直後には、2人の友人に向かって「夢を見ているの? すごい」と瞳を輝かせた。

 少し落ち着いてから「ひどかった去年の後だから本当に信じられない」と勝利をかみ締めたスタインハウアー。メジャーだった92年のドゥ・モーリエ選手権で初優勝し、98、99年と全英女子オープンに連覇しているツアー19年目のベテランは、優勝争いのコツは忘れていなかった。

「とてもナーバスになっていたけれど、落ち着いてベストを尽くすことだけを心がけた。16番でパーパットを外し、17番のティーショットをミスした後でも、パニックになることなくプレーしようと思ってできたことを誇りに思う」と胸を張った。

 2位は2打差で朴、モーガンは3打差3位。8試合目で初の予選通過を果たした山口千春は、33位タイで4日間を終えた。

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