E.エルスの大叩きでタイガー命拾い

USPGAツアー


 レティーフ・グーセン(南ア)の優勝で幕を閉じた全米オープンは、最終日の平均ストロークが78.7というサバイバルゲームとなったが、その余波がワールドランクNo.1争いにも及んだ。

 同大会で優勝し、タイガー・ウッズ(米)が7位以下となれば、99年8月から世界ランクの頂点に立ち続けるタイガーを逆転して、No.1の座につく可能性があったアーニー・エルス(南ア)はグーセンに2打差で最終日を迎えていた。同大会のタイガーはいいところなしで、7位以下というのはクリアしそうな気配。絶好のチャンスだ。

 ところが、グーセンと同じ最終組で優勝争いをするはずだったエルスは、ダブルボギーでスタートすると、あれよあれよという間にシネコック・ヒルズの悪魔に魅入られ、80の大叩き。まさかの自己大会ワーストスコアで自滅してしまった。

 タイガーは結果的にこれに救われた。首位とは14打差の17位タイと、まったくの優勝圏外にいながらNo.1に君臨したまま。王座争いは7月の全英オープンに持ち越されそうだ。

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