女王アニカ vs. ティーンエイジャーの対決!
USLPGAツアー
世界最強の女性ゴルファー決定戦、全米女子オープンが現地時間1日、マサチューセッツ州サウスハドリーのオーチャーズGCで開幕する。
今季メジャー第2戦のマクドナルドLPGA選手権で連覇を果たした女王アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が大本命だが、95、96年と連覇して以来、このタイトルからは遠ざかっている。そんな女王に挑むのが16人のティーンエイジャー達だ。怖いもの知らずの連中が、正確なアイアンショットの要求されるコースを相手に、どれだけやれるかで試合の流れが変わってきそうな気配すらある。
通算52勝、今季4勝のアニカだが、昨年大会では最終日最終ホールのセカンドをミスして、プレーオフ進出を逃している。その悔しさを「今でもよく思い出す。2オンを狙ってアグレッシブにプレーしてミスをした」と語り、雪辱を誓っているだけに、今季メジャー2勝目を何としてでも手にしたいところだ。
対抗馬は、賞金レースでアニカを追いかけるグレース朴(韓)。今季最初のメジャー、クラフト・ナビスコ選手権で、アニカの年間グランドスラムの夢を砕いて見事優勝。2つ目のビッグタイトルを狙う目は研ぎ澄まされている。
一方、16人の若者の先頭に立つのが、14歳の天才少女ミッシェル・ウィー(米)だ。先週、全米女子アマパブリックリンクス選手権連覇を逃して号泣したばかりだが、アマチュアながら優勝候補の一角に挙げられている。注目度はアニカと同じかそれ以上で、試合経験も男子ツアーを含め14歳とは思えないほど持っている。
大本命として臨んだ先週のパブリックリンクス決勝で、負けたことをエネルギーに変えるしたたかさも身につけた。「負けた時のほうが強くなる? 本当にそうだと思う。だって勝った後より練習するから」と、悔しさを振り払い、より大きなタイトルを目指している。
日本勢は5年連続賞金女王の不動裕理が、世界の壁に挑戦。米ツアーで踏ん張る山口千春は予選を突破して初出場を果たしており、日本人初の同タイトル獲得へ突き進む。