田中4位タイ優勝圏内、P.ミケルソンも首位猛追
USPGAツアー
悪天候に祟られ再三の順延が続いたHPクラシック・オブ・ニューオリンズ(ルイジアナ州ニューオリンズ、イングリッシュターンG&CC)は現地時間の2日に、第2ラウンドの残りと第3ラウンドの競技を行い、田中秀道が3アンダー69をマークし通算14アンダーで4位タイに浮上。初優勝を射程に捉えた。またフィル・ミケルソン(米)も首位と2打差の2位タイに立っている。
荒天によるハードスケジュールにもめげず第2ラウンドで64を叩き出した田中が、米ツアー初優勝の望みを高確率で残した。この日は、2番でイーグルを奪うと、12番ではダウンヒルのフックラインを左カップから、15番でも手前から1.5メートルをキッチリ決めてそれぞれバーディ。16番でボギーを叩いたものの首位と3打差4位タイは完全な優勝圏内だ。
また今年のマスターズでようやく『メジャー無冠の実力者』という汚名を返上したミケルソンが、2打差の2位に浮上してきた。淡々とホールをこなすうちに、優勝の二文字が向こうから近づいてくる。この日のミケルソンは、まさしくそんな感じのプレーだった。象徴的だったのは14番、15番の2ホール。14番で2.5メートルをアッサリと沈めると、15番のパー5では強風をついて楽々と2オン。奥12メートル、ダウンヒルを手堅く2パットで収めて連続バーディを奪った。最終ホールをボギーとしたが、オーガスタのグリーンを制したL字パターと、強烈な飛距離を武器に余力を残しての69だ。
こうなると66をマークして通算17アンダーの単独首位に立ったとはいえ、苦しい戦いを強いられそうなのがジョー・オギルビー(米)だ。下部組織のネイションワイドツアーで4勝しているとはいえレギュラーツアーでは未勝。マスターズチャンピオンのミケルソンら強豪が迫り来る中、どこまで自分のゴルフに徹しきれるかが、残り18ホールの課題となる。
トップグループにはこのほかチャールズ・ハウエルIII(米)がミケルソンとともに2打差の2位タイ、ビジェイ・シン(フィジー)とチェ・キョンジュ(韓)らが4打差の6位タイに続いている。果たして最後にだれが笑うのか。月曜日(3日)に持ち越された18ホールが、中身の濃い名勝負となる可能性は高い。