絶好調だったV.シンに立ち込める暗雲
USPGAツアー
まさかの大崩れで、ビジェイ・シン(フィジー)の2年連続賞金王取りに嫌なムードが漂っている。
3日目を終わって4打差5位タイにつけ、逆転優勝を狙ったEDSバイロン・ネルソン選手権最終日。シンに、思いもかけない落とし穴が待っていた。4番でバンカーに入れ、トリプルボギーを叩くと、終盤の17番ショートでは池ポチャ2発の“7”を打つ始末。97年のグレーター・グリーンズボロ・クラシック最終日の「79」以来となる大叩きを演じ、59位タイに急降下して、安定したプレーが影を潜めてしまった。
幸い、同大会で賞金ランクトップを争うフィル・ミケルソン(米)が予選落ちしていたため、今季獲得賞金440万9,136ドル(約5億400万円)の首位は変わらなかったが、その差は約27万5,000ドル(約3,100万円)。絶好調が続き、今大会が始まる前までは、「いつワールドランク1位の座をタイガー・ウッズ(米)から奪うか」というのが話題となっていた男のプレーとは思えない乱調ぶり。原因を探る声と共に、不安がよぎった。