S.ガルシア復活V! タイガー4位惜敗、丸山7位

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 神の子、セルヒオ・ガルシア(スペイン)が、2002年メルセデス選手権以来、約2年5か月ぶりの勝利をおさめた。

 EDSバイロン・ネルソン選手権最終日(現地時間16日、テキサス州、TPCフォーシーズンズ・リゾート、ラスコリナス)通算11アンダー単独首位でスタートしたガルシアは、完ぺきだった前日とは打って変わったショットの乱れを必死にこらえて通算10アンダーでホールアウト。先に上がっていたダドリー・ハート(米)、2001年のチャンピオン、ロバート・ダムロン(米)との3人のプレーオフに突入した。

 1ホール目の18番で、ハートはティーショットを左のラフに入れて万事休す。パーオンできずに寄らず入らずのダブルボギーを叩いてまず脱落した。一方、ガルシアとダムロンも苦戦した。ガルシアが左ラフからの第2打を突っ込めず、7.5メートルに乗せると、フェアウェイのいいところから打ったダムロンも9メートルと、バーディチャンスとは言えない距離が残ってしまった。

 まずはダムロンがマウンド越えの難しいパットを1メートルにうまく寄せると、ガルシアも80センチへ。勝負は2ホール目に持ち越されるかに思われたが、ダムロンがこの1メートルのパーパットを引っ掛けて外し、痛恨のボギー。きっちりと2パットのパーでおさめたガルシアに優勝が転がり込んだ。

「風がトリッキーな上に、自分の調子も悪くて大変だったけれど勝ててうれしい」と、ガルシアはスイング改造後、初めての勝利を素直に喜んだ。「これまでも結果が良くなかったけど、決して悪いショットを打っていたわけではない。(今週は)アグレッシブでありながらスマートなところを残してプレーすることができ、肝心なところを決められたのが大きい」と久々の勝利の美酒に酔った。

 一方、崩れかけた最強伝説を立て直そうと必死のタイガー・ウッズ(米)は、ショットが安定せずに4バーディ、3ボギーとチャージをかけられず、通算9アンダー。1打足りずプレーオフに残れなかった。2日目に首位に立って3日目に崩れ、最終日必死で追いすがるも一歩及ばない展開は、先週のワコビア選手権とまったく同じ。「スイングはずいぶんよくなっている」というタイガーだが、肝心なところでショットが決まらず、まだまだ苦悩は続きそうだ。

 ギリギリで予選通過した一昨年の大会覇者、丸山茂樹は、決勝ラウンドに入ってスコアを積み重ね、最終日も5バーディ、1ボギーの66。通算8アンダー7位タイまで順位を上げ、4日間の競技を終えた。

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