2週連続Vを狙うS.ガルシア、優勝候補の丸山らが参戦
USPGAツアー
9月のライダーカップ出場をほぼ確定させたセルヒオ・ガルシア(スペイン)が、バンク・オブ・アメリカ・コロニアル(現地時間20~23日、テキサス州フォートワース、コロニアルCC)で2週連続優勝を目論んでいる。
トッププレーヤーが集結した先週のEDSバイロン・ネルソン選手権。約2年5か月ぶりの優勝の威力は、ガルシアにとって大きかった。ワールドランキングは一気に38位から17位に浮上し、ライダーカップ欧州チーム入りするためのポイントも稼いで、こちらは3位。メンバー入りをほぼ確定させた。
神の子と呼ばれたガルシアも、スイング改造から来る不振に悩まされていたが、これで一気に自信を回復した。「プロになりたてのころは、もちろんたくさんの希望を持っていたけど、どうなるか予想もつかずにいた。でも、これ(優勝)で(スイングが)だいぶよくなった。今の状態はすごくいい。でも、僕たちは絶対に現状に満足せず、常に上を目指すから。時には貪欲過ぎちゃうくらいにね」と、プロゴルファーの性を苦笑交じりに語るあたり、ベテランの風格すら漂わせている。
飛距離よりもショットの精度が要求されるコロニアルCCで、バイロン・ネルソンを制した安定したプレーができれば、絵空事ではない2週連続V。かつて欧米同時の賞金王獲りを宣言した男が、一気に巻き返しを図っている。
一方、全米オープンまであと4週と迫っていることもあり、ライバルたちもここでの調整を狙っている。マスターズ王者のフィル・ミケルソン(米)、粘りのゴルフでツアーのオフィシャル・サイトが予想する今大会の優勝候補として2番目に名前が挙げられている丸山茂樹、ベテランのデービス・ラブIII(米)。初優勝へひたすら突き進む田中秀道も何とかくらいつきたいところだ。