因縁の対決! E.エルス vs. V.シン

欧州ツアー


 世界ランク2位のビジェイ・シン(フィジー)と、3位のアーニー・エルス(南ア)が、欧州ツアーのビッグトーナメント、ボルボPGA選手権(現地時間27~30日、イングランド、ウエントワースC)で激突する。

 シンは昨年の米ツアーの、エルスは欧州ツアーの賞金王とあって、トップ対決でもあるのだが、今大会は別な込み入った意味合いを持っている。

 中尺パターで賞金王を手にしているシンの存在を十分意識しながら、エルスが先週になって爆弾発言をしたのがその引き金だ。「長尺、中尺(ベリー)パターの使用は、本来のパッティングとはかけ離れており、ゴルフというゲームの本質から外れるため禁止すべきだ」との見解を口にしたのだ。その上、ルールの総本山R&Aとも話したことを明らかにした為、世界中の関係者が事の成り行きを見守っている。

 今週に入って、「別にビジェイ(シン)やトレバー(イメルマン)を罰しろと言ったわけじゃないんだ」と付け足したものの後の祭り。ぶち上げた炎を消すことができないまま、戦いに突入するハメに陥ってしまった。

 エルスは、本大会に過去8回出場して2位3回、4位2回とゲンが良いものの、惜しいところで優勝を逃しているだけに、ライバル、シンの前で優勝して外野の声を封じたいところ。またシンの方は過去10回出場して7位1回、8位が1回。エルスには劣るものの、まずまずの成績を収めているだけに、自らのゴルフ人生を左右しかねない発言をしたエルスの目の前で、強さを見せ付けたいところだ。

 先週優勝して好調のトレバー・イメルマン(南ア)、賞金ランクでエルスに次ぐ2位のミゲール・A・ヒメネス(スペイン)や、米ツアー帰りのアダム・スコット(豪)、レティーフ・グーセン(南ア)ら実力者が居並ぶ中、復調の兆しが見えてきた佐藤信人も参戦する。

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