平塚が今季初優勝、2位に星野
JGツアー
国内男子ツアーの三菱ダイヤモンドカップゴルフ2004(茨城、大洗GC)は30日、最終ラウンドを行い、昨季賞金ランク2位の平塚哲二が、スコアを3つ伸ばし通算13アンダーで2位の星野英正に5打差をつけ優勝した。谷原秀人は、上がり2ホールで4オーバーを叩き、通算6アンダー4位タイに終わった。
平塚が逆境を乗り越えツアー2勝目を挙げた。2打差トップでスタートしたこの日は、2番パー5で残り40ヤードの3打目をPSで30cmにつけバーディを奪取。「すごいラッキーだった」このバーディで勢いに乗り、5番、6番でもバーディを奪うと、同組で回った谷原が、1イーグル、4バーディ、3ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーと荒れたゴルフを展開するのを尻目に堅いプレーを見せた。
17番で谷原がトリプルボギーを叩き優勝を確信したという平塚は、4月上旬に練習ラウンドで転倒し、左ひざの十字靭帯を断裂。「先週までは苦しかった。キャディーにあたってみたりしたこともあった」とフラストレーションの溜まる日々を過ごした。しかし、このケガが平塚のゴルフを変えた。「まっすぐ(ストレートボールを)打つようにした」ため、持ち球のフェードを封印。すると、今季の不調を吹き飛ばすような勝利が転がり込んだ。
「不幸中の幸い」。平塚はこう話すが、米国では田中秀道がドローをストレートに変えて成功した。故障のお陰でストレートボールを手にした平塚だが、もともとショットメーカーとして定評があるだけに、これからもさらに磨きのかかったショットを見せてくれそうだ。
日本プロゴルフ選手権で優勝したS・K・ホ(韓)が通算7アンダーで単独3位、谷口徹は、谷原と同じ4位で大会を終えている。