世界ランク435位のS.ドラモンドが大金星!
欧州ツアー
欧州ツアーの表舞台に、いきなり新星が現れた。
ボルボPGA選手権最終日(現地時間30日、英、ウェントワースC)は、8日前に繰り上がりで大会初出場が決まったスコット・ドラモンド(スコットランド)が、ノーボギーの8アンダー64を叩き出し、並み居る強豪を押しのけて栄冠を手にした。大会直前の世界ランク435位からの優勝は、昨年全英オープンで優勝しシンデレラボーイと言われたベン・カーティス(米)の396位よりも下位からの初優勝。
集中力の勝利だった。前日首位のアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)に1打差2位タイからスタートしたドラモンドの快進撃は、4番ロングの2パットバーディで始まった。7番、8番、10番、12番、13番、17番と順調にスコアを伸ばす間、「プレーに集中し、勝つことを意識しないようにした」と、ひたすら自分のプレーに徹した。
そして迎えた最終18番。2.4メートルのバーディパットを残した首位のドラモンドに対し、1打差でこれを追うカブレラが3メートルのバーディパットを外してしまう。ドラモンドは、落ち着いてこのウィニングパットを沈め、カブレラに2打差の通算19アンダーでビッグタイトルを手にした。
「(最終ホールで)リーダーボードを見ないようにしていたから、正直、自分の置かれた状況がよくわかっていなかったんだ。でも、ギャラリーの歓声とキャディーの目から、やったんだ(優勝した)ってことは感じた。でも、瞬間、何が起こったか分からなかったた」というドラモンド。
1か月前に初めての子供、キエラちゃんのを授かり、大会3日目には30歳の誕生日と祝い事続き。そしてツアーの記念すべき通算1,000試合目での初優勝という、プロゴルファーとしては最高の喜びまで加わって人生最良の日となった。
世界ランク3位で同ツアー賞金ランク首位のアーニー・エルス(南ア)は、通算13アンダー7位、ビジェイ・シン(フィジー)は通算10アンダー15位タイに終わっている。