E.エルス2打差惜敗、T.レベ逆転Vで全英切符獲得!

欧州ツアー


 アーニー・エルス(南ア)が、あと一歩のところで全英オープン前哨戦連覇を逃した。

 次週に大一番を控えた欧州ツアー、バークレイズ・スコティッシュ・オープン最終日(現地時間11日、ロック・ロモンドGC)は、前日とは打って変わった寒さと曇天の下で行われたが、そこで展開されたのは目の覚めるような逆転劇だった。

 首位に7打差の14位タイからスタートしたトーマス・レベ(仏)が、前半を通算9アンダーで終えると、11番から猛チャージを展開した。バーディ、バーディ、イーグル、バーディと、4ホールで5つもスコアを伸ばし、最終18番もバーディ。バックナイン29で通算15アンダーでホールアウトして後続を待った。

 前日首位のマーカス・フレイザー(豪)と、グレゴリー・ハブレット(仏)は、共に初優勝と全英オープン初出場を賭けて最終日に挑んだが、いずれも後半で崩れてレベに及ばず。それぞれ通算12アンダー5位タイ、通算11アンダー10位タイと夢を叶えられなかった。

 1打差3位でスタートしたマイケル・キャンベル(ニュージーランド)が、13番までに通算15アンダーとしてレベに迫ったが、ワンオンを狙った14番パー4でクリークに入れてしまい痛恨のボギー。続く15番でもバンカーからボギーを叩いて2打差に後退し、16番でバーディを取り返したが、レベに1打足りず2位に終わった。

 一方、連覇に向けて4打差を追ったエルスは、10番までに通算13アンダーと逆転に近づいたが、勝負どころの12番でボギーを叩いて失速。13番ロングでも2.4メートルのバーディチャンスが決められず、結局通算13アンダー3位タイ。それでも「今日は悪いショットが2つあったけど、来週に向けて課題がわかった」と、2度目の全英タイトルに向けて前向きに大会を終えた。

 並み居る強豪を退け、大逆転で全英オープン出場権を手にしたレベは「アドレナリンが出すぎて、今夜は寝られそうにない」と興奮気味。出場権のなかった全英オープン出場を土壇場で決め「もう着るウェアがないよ。来週は休みのつもりで妻が計画を立ててしまった。代わりにトゥルーンへ連れて行くよ」とうれしい悲鳴を上げた。

 また、2日目5位タイと健闘した平塚哲二は、3日目2オーバー、最終日もスコアを1つ落としたが、通算4アンダー34位タイ。手ごたえをつかんで全英オープンへ向かった。

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