A.スコット首位奪取! 田中、一気10位浮上
USPGAツアー
23歳のアダム・スコット(豪)がリーダーボードの最上段を飾り、田中秀道が好スコアで上位に浮上した。
米男子ツアーのブーズ・アレン・クラシック(メリーランド州ポトマック、TPCアベニール)は現地時間の25日、第2ラウンドを終了。午後になって雲行きが怪しくなり、雷雨による2時間近い中断を余儀なくされたが、全選手がホールアウト。
そんな中、初日5位タイ発進のスコットが9アンダー62と爆発し、通算14アンダーで単独トップに躍り出た。ちなみに通算14アンダーは36ホールのコースレコード。2打差の2位タイに初日首位のチャールズ・ハウエルIII(米)とオリン・ブラウン(米)の2人が続いている。
「コースが難しくないので練習日からバーディラッシュは予想できた。決勝ラウンドも引き続き皆がスコアを伸ばして来るだろうから、置いて行かれないようバーディを獲りに行かなければ」と言うスコットは、今季すでにプレーヤーズ選手権で優勝を飾り波に乗る存在。2位につける25歳のハウエルIIIとはジュニア時代からのライバルでお互い負けられない相手。タイガー、ミケルソン、エルス、シン、といった大物が欠場している今大会では、次世代の若手が凌ぎを削る戦いが実現した。
一方初日10アンダー61の驚異的スコアをマークしたハウエルIIIのもとには前夜、親友タイガーから激励の電話があったそうで、「タイガーなら61をマークした翌日に、もう1度61を出すんだろうけれど、僕はまだ修行中。何だかぎこちないゴルフ(2アンダー69)でスコアを伸ばし切れなかった」と反省しきり。「でもタイガーの“このままいいプレーを続けろ”というアドバイスはしっかり胸に刻み付けたよ」と2年ぶりツアー2勝目ゲットを誓った。
また日本勢は田中秀道が大健闘。3連続を含む7バーディ、1ボギーの6アンダー65の好スコアをマークし、初日の53位タイから一気に10位タイに大躍進。「最近丁寧にゴルフができるようになった」と自らを評価した。前週の全米オープンでは硬く速いグリーンに手を焼いたが、コンディションが易しい今大会では1つでも上の順位を目指し、粘りのゴルフを続けるつもりだ。
なお宮瀬博文はこの日3つのダブルボギーを叩くなど大乱調でスコアを3つ落とし、通算3オーバー108位タイで予選落ちを喫している。