J.ロザレス首位キープ、アニカ3打差追走

USLPGAツアー


 混戦模様のメジャー大会で、フィリピン出身のジェニファー・ロザレスが頭ひとつ抜け出した。

 今季メジャー第3戦、全米女子オープン(マサチューセッツ州サウスハドリー、オーチャ―ドGC)は現地時間の3日、3日目のラウンドに突入。前日首位タイに躍り出たロザレスが、この日2つスコアを伸ばし、通算7アンダーで2位に3打差をつけメジャー初優勝に王手をかけた。

「最終組はちょっと緊張したけれど、あまり意識しないように努力した。普段通りにプレーして、普段通りピンに気持ちを集中することだけを考えた」と言うロザレスは、出だしいきなりボギー発進だったが、その後持ち直し快調なゴルフを展開。記者会見では姪で4歳のイザベルちゃんを同席させ、「彼女が私の幸運の女神」と紹介し場を和ませた。

 現在フィリピンでは、女性スポーツ選手で一番有名なのがこのロザレス。「私が活躍することで、フィリピンの若者たちがゴルフに目覚めてくれたらうれしい」と祖国のためにもビッグトーナメントでの優勝を誓った。しかし、3打差の2位タイにはメジャーハンターの女王、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)の他、実力派のメグ・マローン(米)、ケリー・ロビンス(米)がつけており、優勝争いは予断を許さない状況だ。

 一方、ローアマ争いでは14歳のミッシェル・ウィー(米)が一歩リード。この日は、スコアを伸ばせず通算1アンダー7位タイに止まったが、ライバルのポーラ・クリーマー(米)がスコアを1つ落として通算イーブンパーの12位タイ。初日飛び出したブリタニー・リンシコム(米)は30位以下に後退しており、ローアマのタイトルは実質的にウィーとクリーマー2人の争いとなっている。

 ウィーは、「目標は通算4アンダー。だから明日は3アンダーを出さなきゃダメ。きっとピンの位置ももっと難しくなるだろうから、3アンダーを出すのは大変だけれど、それが達成できなきゃ満足できない。ミスは最少限に食い止めて目標を達成したい」と発言も大物らしい。日本の賞金女王・不動裕理さえ大量オーバーパーで予選落ちした試合で、14歳の少女が宣言通りのプレーを続けているのだから凄い。最終日はティーンエージャーたちの戦いからも目が離せない。

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