タイガー4差6位タイ浮上! 丸山9位タイ
USPGAツアー
連覇を狙うタイガー・ウッズ(米)がやっと本気を出し始めた。
米男子ツアーのシアリス・ウエスタン・オープン(イリノイ州レモント、コグヒルG&CC)は現地時間の3日、第3ラウンドを行い前日予選落ちの危機に瀕したタイガーが、この日は6アンダー65の好スコアをマーク。通算5アンダーで前日の50位タイから一気に6位タイにジャンプアップした。
「(順位浮上の)チャンスはあると思っていた。今日の課題は少なくとも最終日に優勝を狙える位置を射止めること。明日もこの調子でいけばひょっとするとひょっとするかも」と、今季ストロークプレーでの初優勝に手応えを感じた様子のタイガー。インスタートのこの日は、出だしの10番から3連続バーディで波に乗ると、途中ボギーも叩いたが(3ボギー)、9つのバーディを荒稼ぎして優勝戦線に浮上した。
圧巻は彼にとっての最終9番パー5。残り336ヤードの第2打をグリーン奥のラフに突っ込む豪快なショットを披露し、第3打を厄介なラフからピンそば2.5メートルにピタリと寄せバーディで締めくくった。そして「諦めずに戦い続けること。それが僕にできるすべて。まだ残りホールは十分ある」と達観した様子。スランプ脱出を目に見えた形で表現する絶好のチャンスがいよいよやって来た。
タイガーの他にもう1人、この日気を吐いたのが丸山茂樹だ。前日30パーセントに満たなかったフェアウェイキープ率を、第3ラウンドでは86パーセントにまで上げる安定したショットで6バーディ(2ボギー)の猛攻。スコアを4つ伸ばし通算4アンダーで前日の35位タイから9位タイに浮上した。パットの調子も徐々に上向いているだけに、最終日が楽しみになってきた。
上位は通算9アンダーのスティーブン・エイメス(トリニダードトバコ)とマーク・ヘンズビー(豪)。1打差の3位にジェフ・オギルビー(豪)が続き、最終日はこの3人がツアー初優勝を目指して凌ぎを削る。その他通算7アンダーの4位タイにスチュアート・アップルビー(豪)とスティーブ・ローリー(米)、タイガーと同じ6位タイに左手首の手術から復帰したジム・フューリック(米)がつけている。しかし前日トップタイのチャールズ・ハウエルIII(米)は、3オーバー74を叩いて通算3アンダー12位タイに後退した。