シニア・メジャー「全米シニア・オープン選手権」初日

USシニアツアー


11年前にオープンしたトム・ファジオ設計でアップダウンの激しい長いコース。
過酷な戦いになると予想されている今年の「全米シニアオープン」の優勝候補はファジー・ゼラーとなっている。
その理由はPGAメジャーの「全米オープン」を1984年に獲得しているメジャー・チャンピオンであるゼラーが今季好調で、つい3週間前の今季メジャー第2弾、「全米シニアプロ選手権」を征し、今回の優勝に最も近い男として評価されているため。
そのゼラーもプロ選手の価値とは、賞金総額でも優勝回数でもなく、やはりいくつのメジャー・タイトルを手にしたかである、とメジャーにはかなりの重きをおいている。
ゼラーは出だし、リーダーボードに名を連ねるが、「Z」の文字プレートが足りず急遽「N」を横にして対応。
なんだか情けない「ZOELLOR」になってしまった。
これがスコアに影響したとは思えないが、初日ファジー・ゼラーは1オーバーでフィニッシュ。
代わって好調なスタートを切ったトム・ワトソンが1982年「全米オープン」を再現。
20年前、ペブルビーシでのチップイン・バーディで初のそして唯一の「全米オープン」を征したトム・ワトソン。
3番目のホールとなる14番でみごとグリーン手前の浅めのラフからチップイン。
あまりにも有名な「あのシーン」がゴルフファンの心に蘇ったスーパーショットだった。
ワトソンは初日ノーボギーの4アンダー、(67)で単独2位フィニッシュ。
しかし話題をすべてさらったのはR.W.イークス。
インスタートだったイークスは最初の9ホールで(31)。
後半ハーフに入っても勢いを維持。
短いパー4の1番で2打目をピン横1メートルにつけ、10ホールで5アンダー。
さらに続く2番でも長い下りのバーディパットをしとめて、11ホールで6アンダー。
さらにパー5の3番ではなんとイーグル!メジャー大会と思えないほど楽々とバーディやイーグルを決め、快調にプレーを続けるイークス。
4番はパーだったが、5番で大きくフェアウェイを外し、カート道でバウンスしたボールはコース脇のギャラリー用テントに入りボギー。
その後、7番でもティーショットをミスしてボギーとなってしまうが、8番でバーディを奪い取り返す。
最終9番ではまたしてもティーショットをミスしてしまうか、かろうじてパーセーブ。
結果、(64)で7アンダー。
ダントツの首位となった。
試合は雨のため一時中断し、最終的には夕刻のため全選手がホールアウトできぬままサスペンディッドとなったが、日本の青木功は(69)で2アンダーと上位に食い込んでいる

(c) 2026 Enetpulse Limited
(c) 2026 Kyodo News Digital Co., Ltd.

[AD]

ゴルフニュース一覧